精神生理学

PowerLabシステムを使って、自律神経機能、心肺コントロール、感情、皮質機能、生体フィードバック、痛みなどの精神心理学の研究のための様々なパラメータがモニタリングできます。


PowerLabを使えば以下の測定が可能です:

  • 脳活動 (EEG) と誘発電位
  • ガルバニック皮膚反応 (皮膚電位活動)
  • ストレスと覚醒
  • ポリグラフ記録 (嘘発見)
  • ECG、パルストランスジューサ、プレチスモグラフからの心拍数
  • 眼球運動 (EOG) と驚愕時反応
  • 筋活動 (EMG)
  • 呼吸機能
  • 皮膚温と生体フィードバック
  • 血圧
  • 寒冷昇圧薬テスト
  • 反射、反応時間

ADInstruments社では精神心理学分野の研究に適したハードウェア、ソフトウェア、アクセサリーを提供しています。生体電位測定(EEG、EMG、ECGなどの)はバイオアンプ、デュアルバイオアンプ、デュアルバイオスティムアンプ、8チャンネル、16チャンネルバイオアンプを使って記録します。これらのバイオアンプのゲインとフィルターはChartから広範囲に設定できます。デュアルバイオスティムアンプを使用すると、2つの生体電位(例えばECGとEMG)を同時に記録し、また内臓の刺激アイソレータを使って被験者に軽い電気刺激を誘発させることもできます。


EOGポッドはヒトと動物の眼球運動によって生ずるDC電位を適正にフィルター処理し増幅します。


心肺機能のモニタリングには血圧計、パルストランスジューサ、フィンガークリップ付きの光電パルストランスジューサ、ピエゾ呼吸ピックアップ、スパイロメータを使用します。皮膚電位のモニタリングにはGSRアンプを使用します。ステレオヘッドフォンはバイオフィードバックにも使用でき、プッシュボタンスイッチは反応時間を評価するのに便利です。


標準8誘導マウスECG記録

突然に与えたショックの結果を記録したガルバニック皮膚反応信号。 GSRアンプとGSRフィンガー電極を使用。

標準8誘導マウスECG記録

EOGポッドを使って、水平と垂直の眼球運動をChartで記録。

標準8誘導マウスECG記録
眼を閉じた覚醒中の被験者の顕著なアルファ波活動を示すEEG記録。

標準8誘導マウスECG記録

PowerLabに接続したテンドンハンマーで膝を叩いた後、角度計を使って記録した膝の腱反射。

PowerLabの特長

  • 異なるチャンネル同士のデータをオーバレイ表示
  • EEGなどのマルチプル反応をScopeソフトウェアでアベレージングし、最小のアーチファクトで再生可能な信号が取得可能。
  • 被験者の反応のコメントを記録に添付可能
  • HRVモジュールで心拍数変動を詳細に解析
  • TTLアナログ出力を使うと、トーンジェネレータなどの別の装置をPowerLabで制御可能。

実験に適した製品


ソフトウェアハイライト


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