MLS380 Peak Analysisモジュール

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電位図と大動脈血流
イヌの電位図と大動脈血流を記録し、General Waveform Detecter設定で解析

MLS380 Peak Analysisモジュールは記録波形のピークを自動的に検出し解析します。このモジュールはWindows専用です。オフラインで記録済みの波形の解析、またオンラインで記録中の波形の解析を行えます。

 

Peak Analysisモジュールは最新版のLabChartと一緒に使用してください。

 

広範囲なアプリケーション

摘出組織の研究、血行動態の研究、心臓生理学、神経生理学、膜電流測定など、幅広く活用できます。

 

特徴および利点

・複数ピークを解析する時間を短縮できます。

・チャンネル全体および選択範囲のピークを自動的に検出

・特定のアプリケーション用にプリセットされた解析項目

・抽出パラメータをテーブルビューに表示し、他のソフトウェアにエクスポート可能

・正方向と負方向のピークを検出

 

Peak Analysisの設定
Peak Analysis SettingダイアログのDetectorタブ
Peak Analysis SettingダイアログのDetectorタブ
Peak Analysis SettingダイアログのCalculationタブ
Peak Analysis SettingダイアログのCalculationタブ
Peak Analysis SettingダイアログのTable Optionsタブ
Peak Analysis SettingダイアログのTable Optionsタブ

ピーク検出、演算、テーブルビュー設定などを記録シグナルに最適となるように設定します。

 

ピーク検出および刺激アーチファクト検出のための設定を行います。以下のアプリケーション用のプリセット設定があります:

 

・活動電位(アクションポテンシャル) - 神経の細胞内活動電位に最適

・心筋活動電位 - 心筋の単相性活動電位および細胞外活動電位に最適

・誘発電位 - 刺激に伴う単相応答ピークに最適

・General Unstimulated - 刺激を行わずに記録した一般的なピークに最適

・集合スパイク - 細胞外誘発電位応答に最適

・Synaptic - シナプス応答に最適

 

Calculationタブでパラメータ演算の境界値を設定します。解析のタイプに応じた設定を行います。

 

Table Optionsタブではテーブルビューに表示する抽出パラメータを指定します。

 

Peak Analysisビュー
Peak Analysisビュー
Peak Analysisビュー

Peak Analysisビューでは検出したピークを個別に表示します。順に個々に閲覧したり、ChartビューやTableビューで任意の箇所を選択して閲覧します。これらのビューは相互に結びついていて、どれかで別のピークが選択されると3つのビューすべてがそのピークを表示します。

Peak Analysisビューでは:

 

・個々のピークとその抽出パラメータを表示します。

・波形カーソルの箇所のパラメータを表示します。

・表示のスケーリングが可能です。

・要約したパラメータ情報が表示されます。

 

Tableビュー
Tableビュー
Tableビュー

検出したすべてのピークの解析パラメータを表示します。

 

・Tableビューで選択した行のピークがAnalysisビューおよびChartビューに連動して表示されます。

・Exportをクリックするとテキスト形式でTableビューの内容を保存でき、他のアプリケーションソフトで開 くことができます。

・SettingをクリックするとTableビューに表示するパラメータを選択できます。

・Add to Data PadをクリックするとChartのData Padに値がコピーされ、Microsoft ExcelなどへのエクスポートやOLEリンクが可能となります。

 

パラメータのリアルタイムプロット
パラメータのプロット
パラメータのプロット

Chartビューの各チャンネルに抽出パラメータを描画させることができます。オンラインでパラメータの変化を閲覧することができるので便利です。各チャンネルのファンクションメニューで指定します。

 

Chart Proの中に含まれます

Peak AnalysisはChart Proの1つのモジュールとして製品に含まれます。