MLS320 Video Captureモジュール

pdf カタログ(826KB)
握力計を握る動画と握力データを同期記録
握力計を握る動画と握力データを同期記録

MLS320 Video CaptureモジュールはLabChartソフトウェアに映像と音声機能を加えるソフトエアです。このモジュールを使って、ムービとLabChartデータを同時に記録し同期させることができます。

データと映像は同時に再生可能なので、記録データの各ポイントの動きが画像で観察できます。またその逆に、ムービの各フレームに対応するデータもLabChartで観察できます。

例えば、環流される微小血管の収縮と弛緩をビデオ収録しながら、環流圧などのパラメータを記録することができます。映像とデータファイルを同時に再生することで、メカニカルな記録に付帯する変化を視覚及び物理的な動きで観察できます。

Capture Settingsダイアログで映像と音声記録の選択、映像サイズ、ハードディスクの割り当て容量などが指定できます。映像や音声の設定は記録機器の設定と合うように調節できます。圧縮の種類、フレーム速度、フレームサイズ、コントラスト、ブライトネスが設定にできます。

Camera Previewウィンドウでカメラからのプレビューをリアルタイムで見ることができます。これは画質の初期設定時に役立ちます。カメラの画質が良好なら記録を開始します。

LabChartの"Start"ボタンをクリックすると、LabChartのデータ記録と映像の記録が同時にスタートします。 Movie Marker機能を使うと、現行ムービフレームに対応するLabChartのデータファイルのデータポイントを表示します。これは指定する実験イベントに対応した正確なデータポイントを検出したい時に、またはその逆の場合に便利な機能です。LabChartでMovie Markerをドラッグしながらデータとムービフレームをナビゲートできます。また別の方法として、LabChartでアクティブポイントまたは選択範囲を選び、CaptureメニューからSet Movie Positionを選択すると、そのポイントまたは選択範囲に移動します。それから選択した選択範囲の映像が再生できます。

ムービはマルチメディアでのプレゼンテーションに理想的なツールです。Video Capture モジュールはUSBまたはFireWire接続のビデオカメラからの入力に使用できます。

新情報: Video CaptureモジュールはWindows/Mac両対応です。(2008年10月20日)

動画フォーマットの選択画面
動画フォーマットの選択画面
嚥下動作の動画と嚥下音および筋電図を同期記録した例
嚥下動作の動画と嚥下音および筋電図を同期記録した例